ロマン主義アニメ研究会

感想、考察、等。ときどき同人誌も作ります。ネタバレ注意。

「イチオシTRIP!!」の紫之創について──あんスタJR東海コラボ「Ra*bits」コース(名古屋)感想

けっこう前ですが、これ、実践していました。新幹線のコラボ。──正式には「新幹線で行く! 『好き』を巡ろう イチオシTRIP!! in 愛知 レトロな街を巡る旅」という名前になるかと思います(『ガイドブック』2頁)。

『ガイドブック』では、創くんが「いつか、おみやげ話を聞かせてくださいね……♪」と言っていたので、ここで「おみやげ話」を少々。

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もくじ

 

リズリンと「レトロな街」

「レトロな街を巡る旅」というのは、おそらくやはりリズリンが「老舗事務所」だからでしょうか。また特に「紅月」は「レトロ」と相性が良さそうです。旅のポイントである「MIRAIタワー」も、そのキラキラしたネーミングの割には、文化財になっていたり、入り口のところに古い機械などが展示されていたりして「レトロ」な感じもありました(新幹線で聴けるボイスでも、蓮巳敬人さんと朔間零さんがそんなことを話していましたね)。

私はやはり「Ra*bits」コースを巡ろうと思いました。神社、商店街、喫茶マウンテン、等々ですね*1

──それにしても、「UNDEAD」や「紅月」はなんか、オシャレなところに行ってるのに、なんか「Ra*bits」は、なんか……。などと、ちょっとだけ思わなくもなかったのですが、ここにあえて解釈を加えるならば、「親しみやすさ」みたいなものが「Ra*bits」のテーマにもなりつつありますし、そういう「親しみやすさ」のあるスポットが多めなのかな、と思いました。

「観光コースはユニットの特色が表れていて、どれも面白いものになったと思うぞ」(敬人、『ガイドブック』2頁)。

それに、コースの中の「うさぎ神社」(「三輪神社」)はやっぱり「Ra*bits」しかないでしょうし(「『Ra*bits』ファンなら絶対に行ってみてほしい♪」なずな、『ガイドブック』7頁)、そうなると「大須エリア」は「Ra*bits」となるでしょう。そして、スイーツを一箇所入れるということを決めているようなので、そうなると「大須エリア」に近いところのスイーツということで、「喫茶マウンテン」になったのかな、と。確かに、名古屋のスイーツ(?)といえば、一般的にも有名で、こちらが候補にあがるのだと思います。

創くん的ポイント

『ガイドブック』によると、「Ra*bits」コースの中でも、特に創くん的に抑えておきたいポイントは、

・「喫茶マウンテン」の「甘いスパゲッティ」

・「菓匠花桔梗」の「あんトースト最中」

やはりこの2つは最低限でも、必ず抑えておきたいなと思いました。『ガイドブック』内で、創くんが直接に言及し、おすすめしているものだからです。

特に「喫茶マウンテン」は、こりゃ絶対外せないな……とすぐに悟りました(別に外そうと思っていたわけではないのですが)。というのも、『ガイドブック』のトークでは、なぜだか誰よりも一番、創くんが「マウンテン」をおすすめしているのです。

「甘ロスパゲッティで有名なお店です♪ 皆さんもぜひチャレンジしてみてください……!」

って、音符(♪)付きでかわいく言っていました(7頁)。うん、創くんにそう言われたら何だってやりますよ……(「チャレンジ」という言い方が気になりますが)。

(「紅月」とかけっこう名古屋駅から遠いところに行くんだな〜と思ったけど、むしろ「Ra*bits」もまた遠い頂上を目指さねばならなかった……というか、「紅月」も「UNDEAD」も、「マウンテン」に一緒に行ったことになっているようですが。)

それにしても、こうやって『ガイドブック』で創くんがお話ししてくれている通りに実際にたどって行くことで、まるで創くんと一緒に旅行している気分になれますね。幸せだ。もちろん、一緒にどこどこにお出かけする〜というような妄想は、セルフではしばしばすることがありますが(そういう方も多いと思いますが(?))、今回は特にそのベースとなるコンテンツがちゃんとあるので、ありがたいですね。

中部電力MIRAIタワー」

まず「中部電力MIRAIタワー」という場所へ向かいます。なんと言っても最初に『ガイドブック』を入手しないといけませんし、スタンプラリーのスポットの一つもここです。

新幹線で名古屋駅に着いたら、地下鉄に乗って「久屋大通駅」で降りました。──なんか、名古屋の地下鉄って独特の雰囲気がありますよね。空気の感じとか、壁や床のタイルとか、「プー!」とか「ボー!」とかブザーが鳴ったりします。全体的に「レトロ」な感じもする。こういう独特の雰囲気──多分ここに住んでいたらなんとも思っていなくて、気にも留めないような普通のことなのかもませんが、私のように滅多に来ることがない旅行者にとってはちょっと新鮮に感じる独特の雰囲気──こういうのって、ああ旅行に来たんだなという感じがします。「Ra*bits」のみんなも、こうやって地下鉄に乗ったりして、同じ独特の雰囲気に包まれて、さあどうやって行こうかなと話し合ったりしていたのかな……と、さっそく妄想が広がりました。

地下鉄「久屋大通駅」の改札を出て案内図を見ると、地下街を歩いて「タワー」の近くまで行けるようです。けっこう暑かったので、地下から行けるのはいいですね。以前に来たときも思いましたが、名古屋って地下街が発達している街のようです。

地下街の階段を上がって横断歩道を渡ると、広〜い道路の真ん中(多分これが久屋大通なんだろう)に公園のようなエリアがあり(珍しい作りですよね)、そこに「タワー」が建っていました。

「タワー」の入り口には『あんスタ』のポスターはあったものの、中に入った1階の受付自体には確か特に何も表示はなかったので(記憶違いだったらすみませんが)、いきなり「あんスタの〜」とか話しかけて「は?」みたいな感じになったアレだと思ったので(虚構と現実の区別がついてないオタクみたいになったらアレだと思ったので)、最初は「JR東海さんの〜、あのコラボの〜」とかモゴモゴ話しかけたら「ああ、『あんスタ』ですね〜」とすぐに普通に返されました。まあ当たり前ですよね。従業員の方にはとっくに周知徹底されているはずです。というか、展望台に上がったらもっとしっかりあんスタ色になっていたので、知らないわけがない。

ただ、もともとあんまり名古屋に詳しくないので、「MIRAIタワー」というのもここで合ってるよね? ホントだよね? とか、ちょっと最初は恐る恐るって感じで入ったんです。確か昔は、電波塔だかテレビ塔だか、なんかそんな感じのもっとシンプルな名称だった気がするので、名前変わったんだよな〜? 同じだよな〜? とか、そういうのもありました。(『ガイドブック』にも、テレビ塔からリニューアルしたと書いてあった。)

展望台に上がると、おそらく時間帯や日程の関係からだと思いますが、それほど混んではいませんでした。そこではリズリンアイドルたちの曲がずっと流れてて、テレビ画面にはMVも流れていて、なんか不思議……。一般的な空間で『あんスタ』が流れているのは、なんだか嬉しいような、少し気恥ずかしいような、不思議な気持ちになります。知らない人とかはこれどういうふうに思ってるのかな、と一瞬思いましたが、でも音楽としては別に変な音楽でないし(むしろ良い曲で、ハイクオリティだと思いますし)、何かはわからないけれどもこういう歌があるんだろう、というようにしか思わないかもしれませんね。キャラのイラストも、何かコラボしてるのかね〜というくらいのものかもしれない。割とよくありますものね。わかりませんが。

(ここではあんまり写真を撮っていなかったなと後から気づきました。──勝手に創くんイメージということにしているラベンダーのうさくみゃちゃんと。ポシェットにはラベンダーのサシェを収納しています。)

景色を眺めて、ベンチとテーブルがあったのでちょっと座って『ガイドブック』を読んで、大きなパネルの友也くんたちの写真を撮って、最後に『ガイドブック』でおすすめされていたので、一つ上の階の、金網越しに直に空気が吸えるゾーンも行きました。ちょっと暑かったけど、秋や春など涼しい季節にのんびり座っていたら気持ちよさそうだと思いました。高所恐怖症の方にはお勧めできませんが。(高所恐怖症のキャラって誰かいましたっけ)

「三輪神社」(うさぎ神社)

さて『ガイドブック』によると、「Ra*bits」のみんなはこのあと、うさぎ神社(「三輪神社」)→「大須商店街」→「喫茶マウンテン」と巡っています。そして最後は、名古屋駅でお土産を買うという順番でしょう。

地下鉄で「上前津駅」まで行き、うさぎ神社(「三輪神社」)に向かいました。

街中に突然現れる神社。こじんまりとした境内の中に、うさぎの像があったり、うさぎの形をしたものが確かにいろんなところにありました。

この神社は、友也くんの「一番思い出深い」(『ガイド』6頁)という発言もあって重要だと思いましたが、特になずなくん的に重要なスポットかなと思いました。なずなくんが「お守りをいっぱい買い込んじゃいました♪」(同)と言っているので、私もお守りをいただきました。いろんな色があったのですが、『ガイドブック』にも写っていたし、やっぱり「Ra*bits」の色で水色にしました。お守りってあんまり普段買うことがないのですが、これはかわいいからいいですね。

なずなくんって、うさぎも、そのグッズも、また「願掛け」をしたりとかも好きだと思うから、ここはかなりなずなくん的なスポットですね。「ブラックバニー」のときも、「うさぎのラテアート」で願掛けしたり、みんなで「神社」にお参りに行こうかな、などと話していました(ミニトーク)。おそらくこの名古屋のうさぎ神社(「三輪神社」)のお守りを買い込んだというのも、「Ra*bits」のこれからがうまくいきますようにという思いを込めているのだと思います。

「あんスタグラム」(……今も?こう言うのでしょうか、マイルームの写真撮影機能のことです)。ここはやっぱり和風ということで、この衣装(「出発新GO!衣装」)が一番合うかなと思いました。また、この当時(2023年6月)はまだ実装されていなかったので撮れませんでしたが、まるでふさふさの白うさぎさんのような「アルバム『TRIP』衣装」も、境内にたくさんあるうさぎ像に紛れ込んでしまうようで、きっとかわいいと思います。

タイミングで恥ずかしがる仕草の瞬間を撮ってしまいましたが、実際、もしこんな衣装を着てもらって、「創くん、写真撮るからそこに立って!」とか言ったら、こんなふうに恥ずかしがりそうです。(でも細かいことを言うと、それもどちらかと言えば『!』の頃の話で、たぶん最近の創くんは「お仕事」でなら、そんなに恥ずかしがらなくなってきていると思います。プライベートで写真を撮るよ、とか言ったらやっぱり今でもきっと少し恥ずかしがるのかなと思いますが。)

(過去にここでうさくみゃちゃんの写真を撮った人は結構いそうな気がする。うさぎになれますように、ってお祈りするのは元々の「うさくみゃちゃん」のストーリーにも合ってると思う。けど、神社の方はうさくみゃちゃんを初めて見たようでした。お話しによると。

この神社からコースの「大須商店街」はすぐ近くなので、そのまま一緒に巡れます。ただ私の場合、ちょっと都合があって、タワー→神社→(後日)→喫茶マウンテン大須商店街、という順番で行きました。別のところに用事というか、お出かけの予定があったので、途中で名古屋で降りて立ち寄る形で来たのです。名古屋って東海道の真ん中あたりなので、こんなふうに途中で寄るという形で行きやすい場所ですよね。

それで、私はここでいったん名古屋を離れました。(一応スタンプラリーもしていたので、数日に分けてやる場合、その間にうっかり履歴消去とかしないように気をつけないといけませんね。)

喫茶マウンテン

そして後日、私はまた帰り道に名古屋で途中下車し、コースを再開しました。まだ「大須商店街」、「喫茶マウンテン」、そして「お土産」が残っています。

『ガイドブック』の順序とは逆になりますが、私は「商店街」に行く前に、先に「喫茶マウンテン」に行きました。優先順位的に創くんが特に(かわいく)おすすめしているのでやはり外せないですし、なんとなく体力のあるうちに先に行っておこうと思ったので。

そこで名古屋駅からまず「喫茶マウンテン」へ。ここは時間短縮のため、JRで「鶴舞駅」に行き、そこから地下鉄に乗り換えて「いりなか駅」に移動しました。この駅から「喫茶マウンテン」さんまでは少し歩きます。しかしこの道のりは、むしろありがたいことに後で気がつきます。

「マウンテン」の看板が! すごく大きな看板があって、駐車場がとても広い。敷地の奥に、やはり名前の通り?山小屋のようなお店の建物があります。

この看板は『ガイドブック』についてくる「Ra*bits」の絵葉書の背景にもなっていますね。スタンプラリーのコースのゴールだからだと思いますが、やっぱりここは外せません。

店内は、古き良き喫茶店という感じの作りになっています。なんか、普通の建築物より柱や梁が多いように感じました。気のせいかもしれませんが。ログハウス的な構造なのでしょうか(よくわかりません)。

お店に入ってメニューを開いて見ていると、なんだか普通の味のパスタも美味しそうだったし、光くんの食べてたピラフのやつ(「大人のお子様ランチ」)もなかなか美味しそうだったから、そっちにしよっかな……などと(かなり)思ったのですが、『ガイドブック』では、創くんが「甘いスパゲッティ」、「甘口スパゲッティ」と2回も言及しているので(むしろ直接このメニューに言及しているのは創くんだけ)、間違いなく創くんはこちらを食べたのでしょう。うん、やはり私もこちらをいただこう、と思いました。また『ガイド』の写真に写っているのは「甘口抹茶小倉スパ」の方でしたから、やはり私もそちらを注文しました(「いちご」のものもあったし、そちらも良さそうだった)。

(チャレンジしてみてくださいね♪ と言っている様子。かわいいから従う。)

食べました。──こちらの意識の問題で、パスタというよりこういうスイーツだと思えば、そんなに変なことはありません。そもそも多くのお菓子も小麦粉を練って作っているという意味では、パスタと同じ(?)ですし。

ただ、量が多いのです。「甘いスパゲッティ」だからというより、単に、スイーツとしての量が多いので、食べるのに少し時間がかかりました。元々食べるのが遅い方でもありますが。でももったいないし、写真だけ撮って食べないオタクみたいなのは嫌なので、せっかくだから全部いただきました。「登頂」ですね。やった。

最初コーヒーを頼んでいましたが、レモンティーをお代わりしたら多少食べやすかったです。一般的に、スイーツのセットやアフタヌーンティーとかって、甘いものと酸っぱいものとをうまく組み合わせて食べやすくしている場合が多いように思うのですが、その原理(?)を応用しました。実際、レモンの酸味と一緒だと食べやすく感じました。(また、暖かい飲み物の方が油脂分が固まらずに食べ物が消化しやすい、という話を聞いたことがあるので、ホットにしました。)

ちなみに時間帯や曜日の関係だと思いますが、私が行ったときは他のお客さんはとても少なく、地元にお住まいの(と思われる)お客さんが2〜3いらっしゃって、普通にコーヒーやトマトのスパゲッティなどを召し上がっているようでした。普通に美味しそうだった。

創くんなら

でも、たぶん創くんは、割と普通にさらっと食べてしまいそうな気がします。そんなにあれこれいろんなことを言わないで、甘いパスタは珍しいですよね〜、とか言いながら、ツルツルもぐもぐ〜と食べてしまいそう。

比較するのもあまり良くないかもしれませんが、紅茶部などでのかなり独特なスイーツにもそこまで驚いている様子もなかったと思いますし。そもそも創くんって、ちょっと珍しいものに遭遇しても、割と、ここではそういうものなんだなと、あまり動じずに寛大に受け止めるところがあると思います(必ずしもそうでない時もありますが)。だから、名古屋には甘いパスタもあるんだな、って、興味深いな、っていう感じで、割と受け止めている気がする。好奇心も旺盛な方だと思いますし。むしろ、どちらかといえば値段が高いお菓子とかの方には驚いていましたよね。だから「マウンテン」さんは値段の割に量が多くていい、みたいなことすら言うかもしれない。

なので、あんなふうにさらっとかわいく「甘いスパゲッティ」をおすすめしてくれているのも、そういう想像をしつつなんとなく納得しました。──ちなみに、もし何かの機会に「お友達」の桃李くんなんかを連れてきたりしたら、さらりと勧める創くんに対して、桃李くんはびっくりしたり執事に怒られるとか色々言うかもしれない(そういう二人の微妙にズレたやり取りの感じは時々ストーリーでも出てきていますね)。今回、私も創くんに勧められて甘いパスタに「チャレンジ」したことは、そんなふうにちょっと創くんに振り回されてしまうような体験ができたとも言えるので、それも良かったなと思っています(創くんに振り回されるとか、ほんと私的には夢なので……夢叶った)

店内、他

「Ra*bits」のサインも飾ってあって、おお!となりました(『ガイドブック』にも載っていた通り)。本当にみんな来たんだなあ、と思えて嬉しいですね。そういえば、サインを考えたり、練習したりするお話が昔あったのを思い出しました。──もう、サインからしてかわいいですよね、創くんは。

「あんスタグラム」はどの衣装がいいかなと考えたのですが、喫茶店ということでいえばやはり「専用衣装」もいいと思うのですが、「お菓子の家」(スイートハウス衣装)もいいですよね。「お菓子の家」ではなんでもお菓子でできているから、パスタも甘いんですよ(?)っていうことで。緑色のパスタに合わせて、袖の緑色が目立つSCR衣装も良いかなと思いました。

大須商店街

そしてその後、地下鉄に乗って「上前津駅」で降りて、「大須商店街」に行きます。

大須商店街」は、以前にちょっとだけうろうろしたことがあったのですが、確かに今回改めて歩いてみて、これは「Ra*bits」ちゃんたちがわちゃわちゃしながら歩いていたら、さぞかしかわいいことだろうな……と思いました。(朔間零さんも新幹線内ボイスでそういうことを言っていたと思います。ちなみに友也くんはこのボイスには登場しなかったのですが、ちゃんと彼らのことも言及してくれていて嬉しかったです。)

創くんは、友也くんあれ見てください!とか、いっぱい楽しくお話ししてそうですね(みんなで歩きながらも、なんとなくついつい友也くんにくっついてお話ししてしまってそうなイメージが浮かびます)。

『ガイドブック』で、光くんが「パンがたくさん食べられた」と言っていたのですが、どこで何を食べたのかははっきり書かれていません。どんなパンを食べたのだろうと思っているのですが、もしかするとこの「大須商店街」でも何か食べたのかもしれませんね。一応パンの一種ということで「10円パン」とかも喜んでそうです(お店が結構あった)。『ガイド』には載っていませんが。

「李さんの唐揚げ」

大須商店街」では、友也くんが「グルメも最高でした♪」と言っていたので、やはりここでは何か食べ歩き的なことをしようと思いました。

とは言っても「マウンテン」で結構お腹いっぱいになっていましたし、何か厳選して行くならやはり『ガイドブック』に写っている、キューピーさんみたいな髪型のキャラ?のお店にしよう、と思いました。

写真の看板には「李さんの台湾名物屋台」と書かれています。そういえば確か、名古屋の地下鉄にもこのお店の広告が出ていたと思います。お店の公式ホームページによれば、台湾から渡ってきた店主・李さん(あのキャラの元)が、台湾風の唐揚げを提供しているとか。台湾ラーメンとかも有名ですし、名古屋はその辺りの文化が盛んなのかもしれませんね(台湾ラーメンは今回は食べられませんでした。昔名古屋に旅行した時には、味仙ラーメンさんの「お持ち帰り用」を買って帰ったことがあって、それがものすごく美味しくてびっくりした記憶があります)。

「李さんの唐揚げ」は評判も良いらしく、確かに実際に食べたらとっても美味しかったです。知らなかった、こんな唐揚げ。今まで食べた唐揚げで一番美味しいかもしれないです。

辛くてうま味のある粉みたいなものがかかってています。辛さが選べて、「ふつう」でもそれなりに辛かったです(私は辛いものが好きなので美味しかった)。他にも、甘辛いソースがかかったものもありましたが、そちらは次回食べてみたいなと思いました。

そして衣がとてもパリッとしていて、時間が経ってもペチャッとならず美味しかったです。いっぺんに食べきれないのでしばらく持ち歩いてうろうろしてたのですが、少し冷えてからでもパリッとしていて美味しかった。

この辛くてパリッとした唐揚げは、「喫茶マウンテン」さんの「甘口スパゲッティ」をたくさん食べた後にとってもちょうどよかったです。カロリーは計算したらやばいと思いますが、「甘い」から「辛い」に変わると食べ切ってしまう。なので、たまたまですが、マウンテン→大須に順番を変えてちょうどよかったな、と思いました。「マウンテン」さんは駅から少し歩くので、腹ごなしになりますし。

もちろん、「Ra*bits」と同じ順序(大須→マウンテン)でコースを辿った方が、本当は、彼らの気持ちをより忠実に追体験できたんだろうなあ、とは思うのですが。「マウンテン」は営業時間が遅くまでやっているようですから(21時だったと思う)、コースの最後に入れるのは賢いと思います。それに対して、「大須商店街」の食べ歩きのお店などは割と早く閉まるところも多いみたいですから、そこは注意が必要ですね。(けっこう東京以外の商店街って、かなり街の中心部でも意外と早く閉まりますよね。健全で良いことですが。)

ちなみにその唐揚げのお店では、ディスプレイに台湾のポピュラー音楽(「T-POP」と言うのでしょうか?)のMVが流れていてちょっと面白かったです。特に「茶畑でラップしているアーティスト」の映像が面白かった。有名な方なのかな。──でも確かに台湾ってお茶っていうイメージありますよね。以前、旅行で台湾に行ったとき、アルコールランプや小さな急須など、いろんな道具を使って、丁寧な手順でお茶を飲むという体験をしたことがあります。創くんも、紅茶、ハーブティーと、お茶の趣味の関心を広げて行っている様子なので、そういう東洋のお茶にも関心あるのかなと想像します(「ジャスミン茶」や「工芸茶」はストーリーに出てきましたね)。一緒にこの映像を見ていたら、そういうお話しもするのかな、などと想像しました。

修学旅行っぽさ

ここでも「あんスタグラム」を撮ろうと思って、商店街を歩くときの衣装は何がいいかな〜と考えたのですが、やっぱり「私服(春〜夏)」がいいのかなと。でも、学院の制服もいいかもしれないと思いました。

これは人に言われてなるほどと思ったのですが、「Ra*bits」コースは、ちょっと「修学旅行」っぽいイメージなのかな、と。商店街をわちゃわちゃと歩きながら唐揚げを食べたり。「喫茶マウンテン」も、グループの誰かが、ここ行ってみようぜ!とか言い出して、え〜いくの〜?とか、あれこれワイワイ言いながら、結局行く、みたいな。そういう修学旅行っぽさがあるのかな、と思いました。「神社」に行ったりするのも修学旅行っぽいですよね。

「デートプラン」の時に、制服で遊園地に行ったりしていましたが、そういう雰囲気に近いのかなと思いました。

「ぴよりん」

最後は「大須商店街」から名古屋駅に戻り、お土産を買って帰ることにしました。ちょっと時間などの都合でタクシーに乗りました。1400円くらい。名古屋でタクシーに乗ったことはあまりなかった気がするけど、すぐつかまるし感じも良かったです。

甘い→辛い、と来たので、また、→甘い、もいけるかなと思い、なずなくんが「帰りの新幹線で食べたんだ♪」と言っていた「ぴよりん」(ぴよりんshop)も買おうかと思ったのですが、すでに売り切れていました。残念。

「ぴよりん」は、過去に名古屋に行ったときも食べることができていません。売り切れになっていたり、持ち歩くと壊れてしまうから今日はダメだね、となったり。イートインもあるけど、ちょうど何か他のところで食べたばかりだったり(名古屋旅行って、いろいろ食べがちになりますよね)。意外と気合い入れないと巡り会えない「ぴよりん」。

なずなくんたちが「新幹線で食べた」と言っているのもそういうことかな、と。持ち歩くとひよこじゃなくなっちゃうみたいなので、名古屋駅で買って、すぐ電車で食べるくらいがいいのかもしれません。

生菓子だから、特に夏場は先に買ってロッカーに入れておくと言うわけにもいかないですし(今ふと思ったけど、百貨店とかには冷蔵庫のロッカーがあるかもしれないので、そこを利用したらいいのかな。百貨店で買ったもの以外を入れてもいいのかどうか等、よく調べていませんが)

でもまあいいのです。旅行というのは、一つくらい何か心残りがあった方がまた行こうという口実というか、楽しみになるのでそれでいいのだと思うことにしています。私の場合、名古屋は「ぴよりん」が心残りですね。

創くんの(物理的)存在を感じる……

しかしそれにしてもね……彼らのコース、唐揚げや他にも食べ歩きをして(光くんは「パンがたくさん食べられた」とか言ってるし)、「甘口スパゲッティ」や「お腹いっぱいピラフ」も食べて(「登頂」し)、さらに帰りの新幹線で「ぴよりん」も食べるということになります。本当によく食べる。「Ra*bits」メンバーはみんな細身だし(というかアイドルは大体みんな細身ですね)、創くんなんかBMI値「痩せすぎ」なのに……みんな、代謝がいいんだね、若いんだね、10代なんだね……と改めてしみじみ思いました。それにいつもダンスなどで身体を動かしてますものね。

なんだかそんな、創くんたちの物理的な、まさにフィジカルな存在感みたいなものを、改めて身をもって感じることができました。……うん、これが実はいちばんの収穫かもしれません。

そして、そんな若くてたくさん食べる創くんたちを、改めていっそう応援したい!(いっぱい食べさせたい! 養いたい!)という気持ちになりました。

そのほかお土産など

そうそう、光くんも「ひれかつサンド」(矢場とん)をたくさん買ってみんなにあげるんだ〜、とか言っていましたね。ほんとよく食べる。新幹線の中で、なずなくんの「ぴよりん」と「かつサンド」を交換したり、食べさせあったりしていたのかなと想像すると……とても良いですね。

あとまったく余計なお世話ではありますが、コースを見るにアドニスくんはお肉が足りないんじゃないかな、と勝手に思っていましたが、最後にちゃんとお土産のコーナーで「わらじとんかつ弁当」(矢場とん)を食べて(紹介して)いたので、安心いたしました。

また『ガイド』の「紅月」コースでは、「マイ味ぽん」(ミツカンミュージアム)を作って「俺たちも土産にしたぞ」と蓮巳敬人さんが言っているので、これはたぶん寮に持ち帰って、部屋に置いてたりするはず(またはキッチン)。同室の創くんと、ポン酢の料理はこれが美味しいとか話したりしてそうです(ゆでたもやしにかけるだけで美味しい、とか)。氷鷹先輩は、おばあちゃんはポン酢をこうやって料理に使っていた、などの話もしてくれそうです。

「あんトースト最中」(菓匠花桔梗)

創くんが『ガイドブック』で直接に言及しておすすめしているお土産が、「あんトースト最中」(菓匠花桔梗)です。創くんはお茶が好きだから、やはりお菓子を推すのは納得です。

創くんって、基本的に甘いものが好きですよね。甘党とも言えるかもしれない。パンの耳のラスクを作ったりしているし、クッキーも好きなお店があるみたいでした(『!!』「ハイタッチ」ミニトーク)。遊園地ではチュロスも買っていましたね。

(「ぴよりん」を紹介していたなずなくんもやはり甘いものは好きですよね。「すっごく幸せそうな顔で食べていて、好きなんだなぁって」。『!』「サマーナイトフェスティバル」プロデュースイベント)

創くんは甘いものが好きなほうだと思うから、「甘口パスタ」もおすすめするし、「あんトースト最中」もおすすめしているのだと思います。

そういえば、「あんトースト最中」も、何となく「パンの耳」の食パンつながりではある。「あんトースト」それ自体も、もしかしたら食べている可能性はあります。

「あんトースト最中」、家で食べました。美味しかったです。創くん的に紅茶も良さそうだなと思いましたが、なんとなく喫茶店のイメージで、ここはコーヒーと一緒にいただきました。普通の「つぶあん」と、あんこにあらかじめバターが練り込んである「つぶあんバター」とが両方ついていて、これが美味しかったです。バター入りのあんこは珍しいですよね。

私の買ったパックは6枚の最中であんこを2パック使い切る計算になるんですが、ちょっとあんこが余りがちな気がしました。そこで、別の日にトーストに塗って本当のあんトーストにして食べました。美味しかった。自宅で名古屋モーニングですね。

(あと細かいことですが、外箱には、あんこをきっちり枚数分に塗って食べたときの1枚あたりのカロリーがちゃんと計算して表記してあったので、親切だと思いました。)

(あんこのイメージの衣装は……と思って、これを見つけました。)

心残り

こんなふうに「Ra*bits」コースを中心にかなり楽しんだのですが、家に帰って『ガイドブック』を読み返していると、ふとあることに気がつきました。

読み取り方次第ですが、どうやら、どのユニットも、すべてのコースを(おそらく一緒に)一応は行っているみたいな感じがするのです。詳しく書かれていないけど、みんなで全部の場所を巡った、みたいな言い方が随所で見られる。

「事務所のみんなと旅行したのがライブツアー以来」(なずな、6頁)

「大勢での散策」(敬人、『ガイド』8頁)

「3つの『ユニット』合同だったし、蓮巳の旦那は全員の代表だったからな。まるで、引率の先生みたいに見えたぜ」(紅郎、8頁)

だから、実はリズリンのユニットみんなでワイワイとコースを巡ったのかもしれません。けっこう大所帯の団体ツアーみたいにはなりますが。

「俺たちの事務所は『ユニット』同士の仲は良いしな」(紅郎、8頁)とありました。これって、いろんなことを乗り越えて時間をかけて作られてきた関係だと思いますが、「腕相撲大会リズリン杯」の雰囲気や、紅月とRa*bitsで遊園地に行く「学んで遊ぼう」みたいな雰囲気が近いかもしれませんね。新幹線のボイスでも、そんなリズリンの雰囲気について話が出ていたと思います。

さて、ということは「Ra*bits」ファンだからと言って「Ra*bits」のコースだけを行けばいいというわけではなく、本当は全部を巡ったほうが良かった……ということになるのかもしれません。彼らの行った場所を、一緒に巡りたいのであれば。

実際、「紅月」コースの「ミツカンミュージアム」など気になる場所もありますし。お寿司を作る体験というのもやってみたい。なので、このキャンペーンは終わりましたが、名古屋はまた改めて行こうかなと思っています。

「モーニング」

とはいえ、みんなで「朝6時」に集合して散策したあと「喫茶店のモーニングを食べた」(アドニス)と言っていますが、これもリズリンアイドル「みんな」で「モーニング」を食べたのだろうか……。「地元」の「純喫茶」にみんな入りきれたのかな? 少し狭い気もします。「UNDEAD」も「紅月」も、割と大柄の男たちが揃ってることだし。

ただ「UNDEAD」と「紅月」と、それぞれのページに写っている「モーニング」を食べたという喫茶店はおそらく別のお店だと思うので(それぞれどこなんだろう)、それぞれのユニットでそれぞれ「モーニング」に行った後、事務所メンバー全員で集まってコースを巡ったのかもしれません。

さてそうだとすると、『ガイド』の「Ra*bits」のページなどでは喫茶店の「モーニング」への言及はありませんでしたが、やはり彼らもどこかのお店でそれを体験していたのかもしれません。創くんも、あんトーストの「最中」だけでなく、「あんトースト」そのものも食べているかもしれない。光くんがパンをいっぱい食べたと言っていたのも、やはり朝に喫茶店で食べたのかもしれない。

以前に名古屋に来たとき、喫茶店でエビフライのサンドイッチを食べてとても美味しかった思い出がありますが、また今度来たときには、そんな名古屋の老舗の喫茶店に行ってみようと思いました。

そのほか、「ノリタケの森」など

こういった心残りもあることですし、また名古屋に行ってみようかな、という気になっていますね。そもそも最初はのせられるもんか、とか言っていた割にすっかりのせられてしまっています。楽しいからいいのですが。

また、今回のコースにはないですし、私も行けなかったのですが、「ノリタケの森」や、そこにあるという「アウトレット」は行ってみたいなと前から思っています。ここは創くんも関心を持ちそうだなと思いますし。「茶器」×「アウトレット」というところも彼は好きそうですし、公園みたいに自然や芝生もあるみたいですから、全体的に創くんが喜びそうな気がします。今度行こう。

しおり、アルバム

『ガイドブック』は、創くんの作った「しおり」みたいでもあるし、「アルバム」みたいでもある*2。その中で創くんたちがお話ししてくれていることと、実際の自分の体験とが重なって、一緒の思い出ができた(または、これからできていく)みたいで、それがとても嬉しいです。またこれからも、『ガイドブック』を時々見返したり、もう一度行ってみたりしようと思っています。

 

*1:「Ra*bitsの皆さんが考えてくれたのは、うさぎ神社として親しまれている「三輪神社」から、ボリューム満点なお食事で有名な「喫茶マウンテン」で締めくくるコースです!!」公式メルマガ

*2:『!』「ハッピースプリング」、『!!』「仁兎なずな リズリンお誕生日パーティ/紫之創」