ロマン主義アニメ研究会

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プリパラとの出会い(続き・後半)──多幸感、絶頂、恍惚、そして失神

 圧倒的なキラキラ感。装飾に継ぐ装飾。色、光、音が過剰な演出。ドキドキ、トキメキ、そしてさらにそれを通り越して、失神しそうになる。

 

◆ほほえまシーン、トボけた調子のトリップ感

 「プリパラ」アニメには、まず、既に記した通り、ストーリーの上でのトリップ感がありますが、さらにそこに追い討ちをかけるようなライブシーンで、失神してしまうのです。

 ストーリー上のトリップ感について少しまとめると;

 

 第一に、ほほえまシーン。

 シーズン1は、全体を通じて、特に友達、トモチケ、ということそのものがメインテーマだったので(校長との対決、ファルルの話)、そういう「仲良しさん」な場面が多かったです。シーズン2、あろま・みかんの仲直りの回もとても良かったですね。そんな思わずにこやかに見守らずにはいられない、「仲良しさん」シーンとか、レオナちゃんがモジモジしたり恥ずかしそうにしたりする場面とか・・・「たまらない」場面がたくさんあります。

 

 第二に、ズレ続けるやり取りの浮遊感。

 例えば、そふぃ、そして実はみれぃもそうだけど、なんだかズレた感じなこの2人に対して、らぁらはちょっと幼くて性格がいいものだから、よくわからないながらも「かしこま!」しちゃったりする。ドレッシングパフェの3人は言うまでもなく、いつも「ズレつつの調和」というやり取りをしている。

 全体的にトボけたやり取り、終局的なツッコミが不在で進んでいくやり取りが、本当に愛らしくて、心地よくて、ふわふわとトリップしていく。ズレていくコミュニケーションを正気に戻すような、一方的に常識を押し付けるような、興ざめな「ツッコミ」がいない。

 

 この、正気に戻してくれる人がいないトリップ感というか、浮遊感が、ストーリーのあらゆるところにあふれている。

 

 

◆ライブの過剰な装飾、異常な多幸感

 そして、このような「ほほえま」で「ふわふわ」なストーリー展開で、浮遊感・トリップ感に浸ったまま──この時点で、ライブで失神するための「下地」は、もうすでに出来上がっているわけです──このまま、てんこ盛り盛りのデコデコ演出なライブに突入していきます。

 そこで歌われる曲も中毒性があり、頭から離れない。ダンスも何もかも素敵です。

 特に、ライブ途中、時々笑いかけてくれたり、手を振ったり、という場面があって、その瞬間、時間を永遠にを止めてしまいたいと思うくらいにみんなキュート。

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 そしてライブはどんどんクライマックスへと向かっていく。(プリパラTVの場合、)ランウェイ、メイキングドラマ、そして、その時点ですでに多幸感で瀕死な状態なのに、さらに追い打ちをかけるように、フィナーレのサイリムチェーンジ!

 

 色、音、光、何もかもが過剰な演出の中で、異常な可愛さ・キュンキュンな気持ちが、ありあまるほど溢れ出し、吹きこぼれて、あ~~もう止められない~~~という状態になる。──そして、「絶頂」を迎える。エクスタシー、恍惚。脳内麻薬物質で昇天。呼吸するのも忘れている。まさに「多幸感」と表現するべき感覚。

 豪華絢爛、天国への階段。

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 プリパラのこの過剰な装飾・演出がもたらす、失神しそうな多幸感、絶頂感というものが、もう本当の麻薬のように、病み付きになってくる。もうやめられない。次第に、プリパラ以外のことがすべてつまらなく思えてくる。プリパラを見ている時間だけが幸せで、それ以外のときは、何をしていても、どこにいても、早く帰ってプリパラを見たいと思うようになる。

 

 そこで、プリパラを見ていない時間もプリパラで埋め尽くそうと、『プリパラシールブック』(第1弾、第2弾)を何冊も買ってきて、生活のあらゆる日用品にプリパラシールを張るようになる。[昔は(だいぶ昔だが)あんなに大事にしていたアップル製品の「リンゴマーク」の部分(要はこのマークに対してお金を払っていたのだが)も、上から覆い隠すように、レオナちゃんのシールを貼る(今や、こんな陳腐なマークよりレオナちゃんだ)。]

 

 家中プリパラ、外でもプリパラ、まさに「今日もプリパラ、明日もプリパラ、そういえば昨日もプリパラ~」(第53話冒頭)という状態になる。

 

◆中毒症状

 ・・・しかも(!!)これは、プリパラの「アニメ」だけを見ている状態の時の話。アニメも、しかもシーズン1の半分くらいを見ている時点で、すでにこの「天国」状態に陥った。

 当然、「プリパラ」とは結局「何」なのかが、よくわかっていない状態ですでにこれ。あの子たち、何をスキャンしてるの?どこで?という基本的なことも分かっておらず、アニメを見ているだけですでにこの有様。というか、実際にはアニメが好きなだけかもしれないのだが、しかし当然、「元々のプリパラ」のことだってやっぱり知りたくなる。プリズムストーンというところにも行ってみたくなる。ウサギやユニコンのぬいぐるみも買いたいでちゅ。

 

 プリチケ届かないけど? 女の子だけ? 男の子にはレオナちゃんみたいに可愛くないと来ないの? じゃ可愛くなる努力をしよう・・・と、いうのも並行してやっていきたいけど、それより手っ取り早く、こっちの世界ではどうやらお金を払えばいいみたい? 

 

 で、やってみる。確かにこれはおもしろい、けど、アニメで見ていて期待したほどのゲームではないかも・・・(女児向けだからね)、けど、プリパラファンならこれもマスターせねば!!という使命感が燃えてくる。

 そうか、ニンテンドーDSのソフトがいくつかある、こっちも並行してやって、感覚をつかもう、ニンテンドーなど本体すら持ってない、[だいたい昔からゲームをほぼやらない人だから、任天堂製品を所持したことがない、]けど、このためだけに「本体」から買う。買ったらすぐプリパラシールでデコる。ドレッシングパフェの「テーマ」も、箱から開けたその日にダウンロードする。

 

◆運命の出会いは世間の時間の流れと必ずしも一致しない

 ・・・多分この全てが、時代の流れに逆らっている(遅れている)。けど、仕方がない。出会うべきものに出会うのが、世間のタイミングとずれているなんてことは、よくある。私はシーズン1を、ついこのあいだ初めて見たのだ。

 たまたまなのか運命なのか、何とはなしに、動画配信サービスでシーズン1の第1話を見た。その後、あっという間にハマって、すぐブルーレイボックスを全て買った(ライブ映像はやっぱり高画質がいい。通常のアニメの部分は、そんなに繊細な感じの描画じゃないから別に画質にこだわらなくてもいい気もするけど、やっぱりオープニングなんかの多幸感が、高画質だと違う)。CDも全部すぐ手に入れた。そして今、このありさまだ。

 

 まだ「アイドルタイムプリパラ」まで追いついてない(女児向けは長い)。だがどういう訳か不思議なことに、「アイドルタイムプリパラ」が全てレコーダーに録画されている。プリパラにハマる前の放送分から、なぜか。何か「予感」があったのだろうか、あるいはレコーダーが私の何らかの動きを察知していたのだろうか(勝手にお好み録画?的な機能が付いている)。

 

 で、まだ追いついていないにもかかわらず、公式サイト「お知らせ」を見れば12月に千葉でアイドルタイムプリパラのライブが行われるとある。「渡りに船」とばかりに、即座にそのチケットも入手。ライブの日までには追いつくであろう。

 

 とりあえず今は、こういう状態です。