ロマン主義アニメ研究会

アニメに関する考察・・・というより、アニメ等を契機に私が思考した事柄、随想的なものを載せています。またここは評論・随想サークル「ロマン主義アニメ研究会」のHPでもあり、たまに告知等も載せます。

日常、非日常:ライブ「Chimame March」(東京公演)感想

ライブから帰ってきて、思いつくままにメモいたします。
(忘れないうちにとりあえず、です。ほかにももっと大事な、言及すべきことがあったと思うのですが、こういうライブみたいな体験というのは、一度にどっとやってくるので、とても印象深かったことでも、あっという間に押し流されてどこかに行ってしまいそうになります。)

 


◆衣装など(マーチの衣装、夏服、ライブTシャツ)

スタンド席で、後ろの方だったので、実際のところあまりよく見えなかった・・・。(指定席がよかったんですけど、席が少なそうで倍率が高いのでは?と思い、やめておいたのです。)

歌を聴きにきたんだから、まあいいか、という気もしますが、一方で、素敵な衣装や、振り付けをよく見たかった。
衣装自体は、登場の時点で高いところから出てこられるので、その時に見ることができたのですけれども。

最初の「マーチ」の衣装は、とても素敵でした。「あ、かわいい・・・」と思わず自然につぶやいてしまいました。アルバム紙ケースのKoi先生描き下ろしイラストで着ているものですね。
フラッグを使った振り付けもあったようなんですが(そしてそれはどうやらとても可愛いような感じがしたのですが)、しっかりと確認できず残念。

あとは、学校の夏服ですね。ぴょんぴょんと跳ねたりしながら踊っている様子は、とても可愛らしかった。

 


チマメ隊「てくてくマーチングマーチ」

今回の『パンフレット』(p.14)で、りえしょんさんが語っていた「てくてくマーチングマーチ」の曲のイメージがとても素敵で、そんな光景が見られたらなあ、と、ライブ前に読みながら妄想していました。

「みんながかわいい衣装を着て、シンデレラが乗っているようなキラッキラの馬車に乗って、お城でこの歌を歌っている…みたいな光景がすごく浮かんできて・・・[以下略]」

 実際には、これとは違ったのですけれども、先に述べたように、学校制服ではなくて、「マーチ」の衣装で、ちょっと普段の日常シーンとは違う特別な雰囲気の演出で、やっぱり素敵でした。

 

この作品の大きな魅力の一つとして、たくさんの素敵な衣装がカラーイラストで見られるということがあると思います。それは、私服でも学校や喫茶店の制服でもない場合が多くあり、たぶん彼女たちの夢の中での姿とか、あるいは空想の中での姿というように捉えることができると思います。

そういえば、今回も、「お菓子な夢をおひとつどうぞ♪」について、チノちゃんが夢の中で快活に振舞っている様子をイメージして歌った、というようなことをいのりさんが仰っていましたが、『ごちうさ』は、日常生活と、夢の中の世界とが、いつも行き来するようなところがあるのかもしれません。「まるで童話の中の街みたい」というココアのセリフがありますが(1巻p.32)、確かに、街(=日常生活)の全体を、童話(=夢、空想)が包んでいる、というようなところがあります。

 

 

◆メグ「すいーと・すきっぷ・すてっぷ」
メグの曲についての皆さんのお話は印象的でした。
たしかにこの曲は、従来のメグ曲ともまた違った、いい曲です。

メグにはいつも、大人への憧れというものが少しある。3人中では一番背が高いし、母親が本編に登場していることからも、なんとなく、メグはどんな大人になるのかな、ということが意識される。
と同時に、そういう大人に向かっていく必然的な時間の流れの中で、みんなといつまで一緒にこうしていられるのだろう、というような気持ちになることもあるのだろう。
そのようなメグの気持ちをうたった歌詞であり、メロディーも、楽しいと同時に少し寂しいような感じのものになっている。
(そらまるさんが、この曲は泣いてしまいそうになる、というように仰っていた。)

 

ちなみに、「ねえDreamin'」の曲(=「ナイショのはなしは夢の中で」、たぶんメグの最初のソロ曲)は、(出演者の)皆さんの間でも人気なんですね。おっとりしたメグらしい曲です。
そういえば、『リスアニ!』の「ごちうさ全曲解説」での、この曲を作った方のインタビューが印象に残っています。曲としてあまり派手ではないのですが、そこに意味があって、メグという子のことをこんなにも掘り下げているとは、と思った記憶があります。

(なお、今さら私などが言うまでもないのですが、この『リスアニ!ごちうさ別冊』はとてもいいので、読まれていない方は、是非、読んでみることをお勧めいたします。ーーそういうブログではないので、またやり方がわからないので、アマゾンへのリンク等は貼りませんが。ーー「ごちうさ音楽」というジャンルの豊かさがわかります。キャラソン等を作った方々のお話は、公式の二次創作とでも言うべきようなもので、作品体験を広げてくれます。)

 


◆チノ&マヤ「Sunshine Days」

この曲に表現されているチノとマヤとの関係が、とても微笑ましく思えます。「ほほえま〜」ですね。

特に良かったのが、『パンフ』でのコメント。

チノ役いのりさんは、「マヤに連れてきてもらった世界」が、「キラキラ」していて、この子と友達になってよかった、という気持ちが出ている、というように語っています(p.16)。(私も、うう〜、チノちゃん、本当によかったね、という気持ちになります。)

また、マヤ役そらまるさんは、おとなしいイメージのチノちゃんだけど、「チノちゃんなりに元気に楽しく歌っている」のでほっこりする、というように語っています(同前)。(マヤは無邪気だけれども、なんとなくチノが最近元気で楽しそうだからよかったな、などと思ってそうです。)

なんというか、それぞれ、チノ、マヤがお互いに対して感じているであろうことをとてもよく表現されていて、グッとくるものがあります。チノ・マヤ、かわいすぎるこの二人。



◆メドレー

大変贅沢なメドレーでした。

 

マヤの「わくわくDIARY」から始まりました。これはマヤらしくて、とても良い曲です。(結局、全部良い曲なんですけど・・・)

 

最後は「WELCOME【う・さ!】」のチマメ特別バージョン。

 


◆『chimame march』・キャラソンシリーズ(2016)以前の曲

「ぴょん'sぷりんぷるん」を聴けるとは!
この曲は全体的にとてもかわいいんですが、特に、メグの「なやむよ〜」のところがとてもとても、たいそう可愛くて、毎回聴くたびに、もうどうしたらいいの!となってしまう。(くるくるふさふさのおさげに埋もれて、ふしゅ〜となっているメグのイメージ。)

 

「きらきらエブリデイ」は、じんわりと感動してしまう曲。

 

こうやって、最新アルバムの曲だけに限定しない選曲がまたよかったでございます。

 

ぽっぴんジャンプ♪」も、「ときめきポポロン」も聴けて、大満足です。

 


◆その他

いろいろなサプライズもあって、びっくりしました。タカヒロさりげない・・・。

 

 

◆もう一度じっくり見たい

あまりこういったライブ、特に立つ形式のものには慣れていないというのもあり、また後ろの方で必死で首を伸ばしながら見ていたということもあって、結構疲れてしまいました。

 

うおーーっと盛り上がりたい、という気持ちもあるんですけれども、一方で、チマメの曲は、3人がそれぞれマイペースにゆっくり進んでいる、そういう「マーチ」のイメージでもあるので(木組みの街の時間の流れ方)、じっくり聴きたい・見たいという気持ちもあり、それは、いつか映像化?するのかな?そのときに家でそういう楽しみ方をしよう、と思います。
(はっぴとか一回では勿体無いので、その時は家でも着ようと思います。)

 

また、追加公演があるそうなので、うまくいったら次はもうちょっと前の方に行けるかもしれない。あるいは、二階席?なんかがとれたらいいなあ。

 

 

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