皆さま、ごきげんよう。
「ごちうさ論しりーず」を頒布してきた、ロマン主義アニメ研究会のサークル主です。
すでに過去の記事でもお話ししていますが、ごちうさ論は、表立ってのサークル活動としては、しばらくの間、小休止しようと思っています。
それは、これもブログや既刊のあとがきなどでお話ししたことですが、『ごちうさ』さんご本人の展開を、もうちょっとしばらく見守ってからゆっくり考えたい、という気持ちがあるからです。皆さまも、結構そういう気持ちなんじゃないでしょうか。どうでしょうか。今まだ、ごちうさ物語は、砂時計のくびれた場所とか、階段の踊り場とか、なんかそういう場所にいるような気がするのです。
「ごちうさ Sing For You」*1も、鑑賞しました。大変素晴らしいと思いました。ストーリーはすでに原作で穴があくほど読んでいる部分ですから、新しいことはない…などということは全くなく、色々と気付かされるところもありました。
私としては、個人的には、原作「Cup of Chino」*2の最後の四コマで、「みんな来てくれた!」と言って、ハフハフとチノちゃんが走って帰ってくるシーンが一番お気に入りで、もうほとんどあのコマだけが好きでこのエピソードが好きだったと言ってもいいくらいだったのですが、アニメでは他にもたくさんの要素を盛り込んでくださったおかげで、大きな広がりを持ったものになっていました。原作ではチノちゃんがみんなが来てくれたことだけを気にしていたのに対して、アニメではお母さんのことも含めて考えている、という大きな変化が見られました。
もくじ
- 繰り返し構造
- 「家族」の踏み込んだ描写
- 3期の予測
- とにかく贅沢なOVA
- 超細かいこと
- ほとんど関係ないこと
- 既刊頒布方法について
- 【追記2020/04/13】通販のお知らせ
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